【立正大学 データサイエンス学部 永田研究室】

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導入実績

【立正大学 データサイエンス学部 永田研究室】

2022/06/21

立正大学 データサイエンス学部 永田研究室では、さまざまな計測機器を使ったデータのモニタリングを学生が学んでいます。

この度、新たにポータブルフォースプレートC-Forceプラットフォームを導入され、早速学生が計測を行いました。

 

フォースプレートを使用してアイソメトリックミッドサイプル(IMTP)の最大筋力と、カウンタームーブメントジャンプ(CMJ)のピーク筋力の比率:DSI(※)を計測し、トレーニングの方針の修正に役立てることができます。

0.6台の選手もいれば、0.85以上になる選手もいて、いかにポテンシャルを爆発的な筋力発揮に活かせているかという新たな指標で議論が盛り上がりました。

※DSI:ダイナミック・ストレングス・インデックスの略 IMTP中の最大筋力に対し、ジャンプ動作中に何%力が発揮できるかという指標。

 

立正大学 データサイエンス学部は、学内のみにとどまらず独立リーグの武蔵ヒートベアーズとタッグを組んで、盗塁数を大幅に増加させる「塁感プロジェクト」に取り組みました。

走力を武器とする選手の、スプリント中の接地時間やピッチ、そしてスタート反応などをOptoJumpNextで計測しながらフォームを試行錯誤して、さらなる走能力の向上に結び付けました。

結果として2021年にリーグのシーズン記録を大幅に上回る盗塁数を記録し、スポーツ科学を見事に現場に直結させることに成功しました。

 

グラウンドで盗塁を模した計測を行う際には光電管WITTYをベース付近に設置し、反応スタートからスライディングまで、競技でのプレーに極めて近い形でデータ取得を行っています。

 

データサイエンス学部 永田研究室の学生は自身もVBTを実践し、トレーニングやジャンプで得られる数値を「トレーニングの一回挙上、一回のジャンプの質が高くなる」と重要視しています。

今後もスポーツ界で質の高いデータを活用する人材が多く輩出されることと思います。