【関西福祉大学女子バレーボール部】
2023/01/26
ヤードスティック導入事例
関西大学バレーボール連盟 女子1部リーグに所属する関西福祉大学女子バレーボール部様はヤードスティックを導入し、パフォーマンステストに活用いただいております!
ヤードスティックに関する貴重なご意見をいただきましたのでご紹介させていただきます。是非、ご覧ください!
- 今年のチーム目標を教えてください。
2023年前半のチーム目標は、関西大学バレーボール連盟女子1部春季リーグ戦において6位以内に入る事、そして、その後に行われる西日本インカレにおいて8位以内に入り全日本インカレの出場権を獲得する事です。後半の目標は、前半の結果を受けて再度設定する予定にしています。
- 選手数は何名ですか?
現在、学生は68名の選手・マネージャー・アナリストが在籍しています。
- トレーニング全体(競技練習含め)で重要視していることをお教えください。
関西福祉大学女子バレーボール部は、短時間集中練習に取り組んでおり、競技練習は毎日2時間しか行いません。その中で、ある日はオフェンス中心の練習、またある日はブロック&ディフェンスの練習とやるべき事を明確にして行っています。トレーニングにおいては、相手より速く動き・高く跳び・強くボールが叩けるようにジャンプコーチの熊野陽人先生(関西福祉大学 陸上競技部 監督)と、ストレングスコーチの渡辺雄次先生(パワーハウス赤穂)のご指導のもとトレーニングに励んでいます。
- ヤードスティックでの計測はどのくらいの頻度で行っていますか?
春季リーグ戦、西日本インカレ、秋季リーグ戦、全日本インカレの前に年間4回計測しています。
- 跳躍能力向上のためのトレーニングプログラムにおいて重視している点はなんですか?
ジャンプ動作における女性特有の生物学的性差を踏まえ、ハムストリングス、殿筋群のアクティベーションや筋力強化を重視しています。また、ランディング動作を作り上げることで適切な踏切動作を習得した後にジャンプ動作に入るという、ジャンプトレーニングの段階性を最重要視しています。
- なぜヤードスティックを導入しようと思いましたか?
ヤードスティックを用いれば、とても手軽に最高到達点とジャンプ高を計測する事ができますので、導入致しました。接地時間・滞空時間を用いたジャンプ高測定は、様々なバイアスによって測定値が大きく変わるため、シンプルで信頼性の高い純粋な跳躍高(最高到達点と指高の差)が最も現場で使いやすいと感じています。
- どのように活用していますか?また、得られたデータの中で注視している項目があればお教えください。
バレーボールのゲームでは「最高到達点」が直接的にパフォーマンスに関係するので、そこを評価できるのはヤードスティックしかないため、大変重要な数値だと考えています。一方、選手個人のジャンプ能力を評価するためには「ジャンプ高(最高到達点と指高の差)」が必要であるため、こちらも測定して活用しています。
- 導入した際の選手の反応はどうでしたか?
ジャンプ測定をする際に、選手達にとってはタッチしに行く目標物がありますので、「より高く」を目指してジャンプが出来るようになりました。最高到達点が目に見えますので、こぞって競争してくれています。
- ヤードスティックの計測結果を元にトレーニングを行った結果、競技パフォーマンス、選手のイメージなどに変化はありましたか?
やはり高さを意識するようになり、アタックでは相手ブロックの上から打ちに行くという機会が増えています。
- 機器を導入する際に戸惑ったことや、改善が必要だと思った点などがありましたらお教えください。
高価な物ですので、資金調達に時間がかかりました。
- 今後の活動について、チーム全体のトレーニングや個人の目標など含め、どのようなことを考えているかお聞かせください。
今後もジャンプコーチの熊野陽人先生(関西福祉大学 陸上競技部 監督)、ストレングスコーチの渡辺雄次先生(パワーハウス赤穂)のご指導のもと、筋力アップ、そして、ジャンプ力アップに繋げていきたいと思っています。チームとしては、一年を締めくくる12月の全日本インカレにおいて上位進出をする事が最大の目標です。
ヤードスティクは垂直跳びだけでなく、助走つきのアプローチジャンプを計測可能な自立式跳躍高計測スケールです。