【NPO法人部活動リノベクエストLabo】
2024/10/28
今回はタイム計測システムWITTY、反応計測システムWITTY-SEM4センサー、ジャンプ計測Enode、マルチ測定システムOUTPUTを導入された、『NPO法人部活動リノベクエストLabo』をご紹介します。
「このままでは子どもたちが、フェアにスポーツ・文化活動の環境を選択することがままならない世の中になってしまう!!」
そういった危機感を感じた現役教員(顧問)たちが主体となって行動をおこし、その動きに共感・賛同していただいた方たちからの力をさらに結集させ、行政・企業側からとはまた違ったアプローチで課題解決を図っていくための組織として「Labo」は誕生しました。
その活動の一環として「地域展開型スポーツアカデミー運営」があり、地域のトレーニング指導者、トレーナーを連携して子どもたちのスポーツパフォーマンス向上のプログラムを提供しています。
Laboでは指導者からの一方的な指導ではなく、測定で得られたデータをもとに個人の課題を知ってそれを解決したり、長所を知ってそれを伸ばしたりしていくという方針があります。そのためには世界のトレーニング現場やスポーツの研究所で使われている機器を使って、小中学生にも世界の最先端を体験してもらいながら楽しく運動をしてほしいと考え、機器を導入しました。
Laboでは「発掘」「開発」を位置付けて測定と結果のフィードバック、トレーニング指導を行っています。
さまざまな導入機器の中でも一番人気なのがWITTY-SEMを使った反応計測です。
パフォーマンス測定としてWITTYのスタート反応10mダッシュ計測と、3m×3mの選択反応タッチ計測を行っていますが、盛り上がらなかった試しがありません。
地域のプロバスケットボール選手のデモでトップ選手のデータを見た後にチャレンジしてプロ選手のすごさを体感したり、自分と同じ少年団チームの選手でよい記録の選手と自分とで何が違うのかをじっくり観察したりと、単なるデータ計測以上の学びの場になっています。
定期的な測定としての使用以外に、認知トレーニング、反応を含んだ体幹トレーニング、バランストレーニングとしても使用できるので重宝しています。嫌々行うトレーニングとは全く違い、トレーニングそのものを楽しくかつチャレンジする機会にいてくれています。
例えば認知トレーニングの1種の「Devided Attention」は一瞬表示されたマークが同じ形なら「Yes」違えば「No」を瞬時にタッチするということを連続して行うトレーニングです。集中力がないと、1ど間違えたらそこから間違いを連発してしまいます。ミスをしてすぐに切り替えて修正するというスポーツ競技に直結するような意識のトレーニングを行うことができます。いろいろな競技の選手に応用ができ、年代も問わないので、Laboでのトレーニングではよく行っている種目です。
また、測定会イベントの他に大阪の箕面市を中心としてLaboの活動を周知するためのさまざまなイベント、ブース出展も行っています。
その中でもWITTY-SEMの認知テストや反応計測は生徒のみならず一般の方々にも好評です。
現在、日本中で子どものスポーツ環境をめぐる課題は山積みですが、その課題解決のモデルケースとなれるような団体を目指しています。
Laboの活動に興味がある方はぜひホームページやSNSをチェックしてください!
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理事長 藤田晋太郎